より高いパフォーマンスを発揮できる工夫をしている
仕事ができる人というのは、もちろん本来の能力は本人の努力もありますが、同時にいかに集中力を高めて、パフォーマンスを高い状態に自分を持っていけるかということに心を砕いているものです。
いかに生来の能力が高い人であっても、心身ともに疲れ切っているようではその能力を発揮できないからです。
そこで、仕事ができる人は、朝の時間を大切にすることが多い傾向にあります。
朝の時間は脳が活発に働く時間となりますし、決まった仕事の時間を無駄なく使うことにつながるからです。
具体的には朝方の生活スタイルを送れるように生活習慣を変えることや、朝にシャワーを浴びたり日光を浴びたりして、体と脳をすっきりと目覚めさせる習慣を持っています。
また、脳が活発に活動するゴールデンタイムと呼ばれる時間に重要な仕事を行うという、効率的な時間の使い方もあります。
脳のゴールデンタイムと一般に呼ばれているのは、夜の10時から深夜2時までですが、朝食後2時間から3時間も同じような効果を持っています。
その時間を狙って仕事に集中することによって、より密度の濃い仕事時間を過ごせるのです。
予定の立て方を工夫して時間を効率化
仕事のできる人は、その日のうちにしなければならない仕事を上手に整理して、無駄なく仕事を終わらせることができます。
そのために役立つのは、Todoリストです。
やらなけらばならない業務を一つのリストにまとめて、そのうちで緊急度や重要度順に整理することによって、確実にすべての業務を終了できるようにしています。
また、それぞれの業務について目標時間を設けるというのもポイントです。
この仕事を30分で終わらせる、といった目標を持つと、ダラダラと仕事をするのを防げてよりスピーディーに仕事ができるようになります。
その日に終わらせるタスクが終わらない、気付いたら帰りが遅くなっているという人は、
勤怠管理状況を確認してみましょう。
会社にいる時間の内訳を確認すると、時間がかかっている作業や曜日・時間帯等が見えてくるかもしれません。
週の始め・真ん中・週末で集中力には波があります。
集中しづらい傾向が見えたら、それに合わせてスケジュールも調整をするようにしましょう。
スピーディーに機器を使いこなす
ビジネスにおいてメモを取ることや、パソコンを使うことには意外と時間と費やしているものです。
そのため、メモを長々と時間をかけて取るのではなく、スマホで写真を撮って済ませるなどの工夫ができます。
また、パソコン操作のスキルを上げることも重要です。
タイピングのスピードを上げるだけでもかなり仕事の効率が高まりますが、それぞれのソフトの操作に精通することによって、一つ一つの作業が速くなります。
また、ショートカットキーをたくさん覚えて、細かなマウス操作を短縮していくことができます。
こうした一つ一つのコツは小さなものですが、これらが積み重なるとかなりの時間効率化につながりますので、1つずつ自分の仕事の中に取り入れていってみると良いでしょう。
少しずつ仕事が速くなっていくのを実感できます。