説得力がカギを握る
マーケッターにとって必要なスキルといえば、プレゼンのスキルです。
自社で取り扱っている商品やサービスについて、淡々と説明するだけでは相手にうまく伝わりません。
誰からも賞賛されるほどの優秀なマーケッターは、必ず高度なプレゼンスキルを習得しています。
ココロを動かすプレゼンとは、一体何が必要になるのか考えてみましょう。
参考:人を魅了するプレゼン9のコツ|相手がつい前のめりになる圧倒的な伝わり方
相手のココロを上手く掴むのがコツ
素晴らしいプレゼンに共通しているのは、聞いている人のココロを上手く掴んでいる事です。
プレゼンに使用する資料に書かれている内容をただ読んでいるだけならプレゼンとは言えません。
当然ながら相手の感情を掴むことも不可能で、むしろ不快に思われるかもしれません。
相手の気持ちを惹きつける方法としておすすめなのが、早く話を聞きたいと期待してもらうことと、商品やサービスを活用することでどんなメリットがあるのかをわかりやすく伝えることです。
これらのポイントさえ掴んでいれば、きっと相手のココロを動かすプレゼンを実現できるはずです。
プレゼンの冒頭で期待させる
プレゼンの良し悪しを決めるのは、最初の段階で決まると言っても良いでしょう。
特に、色々なプレゼンを聞いたことがある方ならプレゼンの冒頭で期待が持てるか否かを判断できると言われています。
聞き手が思わず話にのめり込んでもらうことで、集中して話を聞いてもらえるようになります。
例えば、「このプレゼンを真剣に聞かなければ、損をすることになる」という趣旨の話を切り出します。
すると「え?どうして?それなら真剣に話を聞いてみようか」という気持ちになって、掴みはOKという状態にすることができます。
どんなプレゼンをしてくれるのかと期待してもらうことが重要なポイントになります。
具体的なイメージをしてもらう
せっかく冒頭の掴みはOKだったのに、プレゼンの内容があまりにもお粗末では聞き手の気持ちも離れてしまいます。
あんなに期待させていたのに、結局は商品やサービスの説明をするだけで終わってしまうようでは意味がありません。
肝心な事は、推している商品やサービスを活用することでどのようなメリットが得られるのか、どのような未来が待っているかを具体的にイメージしてもらうことが大切です。
この商品を買ってみよう、このサービスを使ってみようと思ってもらうためには、何らかのメリットがなければココロが動かされることはないでしょう。
実際に得られるメリットについて理解してもらうためにも、実例を紹介したり、実際に活用している他の方から寄せられた体験談を紹介するのもおすすめです。
実際にこんなメリットを得ている人がいると知ることで、安心して活用してもらうことができます。