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押さえておきたいSSLサーバ証明書

信頼性をアップさせるために必要

WEBエンジニアとしてWEBサイトの構築を担当している場合は、信頼性の高いサイトを作成しなければいけません。
インターネット上に数えきれないほど存在しているWEBサイトの中で、本当に信頼できるサイトは限られているものです。
その中でもユーザーから信頼を得なければいけないという必要性に迫られるケースは多いものです。

例えば、ネットショップの場合はユーザーの大事な個人情報やクレジットカードの番号などをしっかり保護するための対策が必要です。
商品を届けるためには、必ずユーザーの氏名や住所といった個人情報が必要になりますし、支払いに便利なクレジットカードを利用したいという場合もあります。
これらの情報をネットショップの専用フォームに記載して送信した場合に、悪意のあるハッカーが情報を盗んでしまい悪用されるという事態に発展しかねません。
ユーザーに安心して利用してもらえる環境を整えなければ、ネットショップは成立しません。

また、本物そっくりのWEBサイトに偽装し、騙されたユーザーが個人情報を抜き取られるという事態もよくあることです。
このような事態に陥らないためにも、安全性の高いWEBサイトを構築する対策が必要です。
WEBサイトの運営者について明確に証明し、ユーザーに安心して使ってもらえる環境を提供するのがSSLサーバ証明書です。

SSLサーバ証明書について詳しく解説

信頼性のあるWEBサイトを構築するために役立つSSLサーバ証明書とは、WEBサイトを誰が所有しているのかを証明して、WEBサイトを通じて送信される重要なデータを暗号化するための鍵や署名データを持っている電子証明書になります。
実社会で例えると、重要な事項を証明するために押印する実印のようなものだと考えてください。
SSLサーバ証明書がきちんと導入されているか確認するためには、ブラウザの上部にあるアドレスバー部分に鍵の形をしている画像が表示されているのがわかると思います。
URLを確認してみると最初の方が「https://」と「s」が入っていることがわかりやすいポイントです。
鍵のマークをクリックしてみると、サイト運営者や認定局などの情報が表示されます。
間違いなく目的のサイト運営者が管理しているサイトなのかを確認できれば信頼性が高くなります。

SSLサーバ証明書を導入する方法

信頼性を高めるためにSSLサーバ証明書の導入をする際には、まずは認定局の業者を選ぶ必要があります。
認定局の選択肢は色々ありますが、発行までの流れがスピーディーであるほど有利です。
手続きの際にはCSRファイルを作成してから審査を行います。
審査を間違いなくパスしたら、適切なファイルを選択して再度処理を行います。

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テーマの著者 Anders Norén