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ウェブデザイン技能検定

ウェブ作成を仕事としているのなら受けたい検定試験

ウェブデザイン技能検定は、この名称からも分かるように、ウェブを構築するにあたって求められる技術やノウハウを持っていることを問う資格です。
個人でも企業でも、自前のウェブページを持つことは当然のこととなっていますので、ウェブデザインの仕事は非常にニーズが高く、高い技術を持つエンジニアは当然様々なシーンで重宝されます。
ウェブデザインに関する技術は速い勢いで進歩していますので、基礎的な知識と技術を持つだけでなく、常に最新技術に通じている必要もあります。

この点で、ウェブデザイン技能検定は、ウェブを構築する上で必要となるプログラミングの知識や、効果的なデザインの仕方、セキュリティー面でのノウハウなどを問うものとなっていますので、資格取得者はウェブを作成するための十分なスキルを持っていると評価されることになります。
IT関連資格の中でも人気が高く、転職などでも有利になるため、幅広い層の人がチャレンジしています。

筆記問題と実技試験がある

ウェブデザイン技能検定は、3つの級にレベル分けされています。
3級は基本的に誰でも受験することができますが、2級、1級となると下位の級を取得していることや、数年以上の実務経験を持っていることが条件となります。
自分が受験資格を満たしてるかどうかをチェックした上で受験申し込みをするようにしましょう。

試験はどの級とも、筆記試験と実技試験の2つの部分から構成されています。
初めに行われる筆記試験はマーク方式となっていて、100点満点中70点を取れば合格することができます。
実技試験の方は、課題選択式でやはり100点満点中70点が合格ラインとなっています。

ウェブデザイン技能検定は、それぞれの級によって難度が異なり、3級はそれほどではありませんが、1級ともなるとかなり実践的な技術と知識が問われますので、合格率がかなり下がってきます。
過去問などが公表されていますので、十分な時間を取ってしっかりと受験対策を進めるようにしましょう。

定期的に試験が実施されるので機会が多い

ウェブデザイン技能検定は、全国各地で試験が開催されます。
年によって異なりますが、一年に5回ほど実施されることが多いので、受験の機会は多くなっています。
再受験の制度もありますので、万が一試験に受からなかったとしても、諦めることなくチャレンジするようにしましょう。

ただし、1級に関しては試験会場と回数が限定されますので、しっかりと準備をして試験に臨み、効率よく資格を取れるようにすることが大事です。
筆記と実技が異なる日程で行われますので、上手に計画を立てて準備を進めましょう。

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テーマの著者 Anders Norén